旅をイラストで

旅をイラストで

イラストが描けたらいいのに、と思います。色鉛筆を使って、素朴な筆致の、うまくはなくてもいいから、せめて自分が何を描こうとしているか他人に伝わるくらいの絵が描けたら。

こう思うのは旅行記、というと大げさですね。旅日記、旅の絵日記みたいなものを読んだ時です。最近、よくあるじゃないですか。本屋の旅行ガイド売り場やライトエッセイのコーナーにいろんな旅日記が並んでます。いかにも若い女性が読みそうな、かわいらしいイラストの数々。写真を見るより、よっぽどときめきますし、自分も行ってみたいなぁと思わされる。きっと、書いている人の体温や心が伝わるからでしょうね。

私は旅に出るとまめに日記を書きます。日記というより文字のスケッチ、というつもりなんです。飛行場についたら、まず少し、搭乗ゲートで少し、飛行機の中で少し、バスの中や地下鉄の中で少し、という風に。傍から見ると妙かもしれませんが、そうでもしないとスケッチにならない。見たもの、食べたもの、感じたことを書きますが、絵は描けないから視覚的に残すには勢い写真に頼ることになる。描写もしますけど、でもやっぱり言葉じゃ足りないことってありますから。疲れてる時とかね。

でもなんかいつも写真は満足がいかない。写真って撮るのがうまくないと、なんていうか見たままには写らないんですよね。たとえばすっごくおいしかった料理も、下手な人間が撮るといかにもまずそうに写ったりします。めちゃめちゃ綺麗なお城も、霧に包まれた神秘的な石畳の街も、何かこうのっぺりとしてごちゃごちゃしているだけに写る。

だから絵が描けたらなぁと思うわけです。最近は素敵なノートや、外国の子どもが持っているようなレトロな雰囲気の色鉛筆のセットなんかが雑貨屋さんで買えますから、それらを一式持って旅行に行けたら格好いいなぁと憧れます。いいですよね。旅の絵描きなんてロマンチックじゃないですか。そんな大げさなものでもないですが。心に残すならやはり写真より下手でも絵を描いた方がいい、とどこかの誰かも言ってました。誰だったか忘れちゃったのでアレですけど。

今度、また外国へ旅行に行こうと計画しています。その時は、お気に入りの画帳と色鉛筆を持って行ってみようかと考えています。

マイナビ看護師

旅ブログ

人のブログを読むのが好きで、特に旅ブログを読むのが好きなのだが、旅ブログにも面白いものと面白くないものがある。面白い物は大概、写真やイラストが適度に入っていて文章が読みやすい。改行、記事の分量なんかも適切で、読んでいる方が疲れないようにできている。一方で面白くないもの、つまらないものはどうかというと「写真が多すぎる」「文章がわかりにくい」「色が多すぎて目が疲れる」「事実の羅列が続く」なんてのがある。

「写真が多すぎる」、これはけっこう陥りがちな失敗なのではないか。旅行に行くと目に映るものすべてが珍しくて片端から写真を撮りたくなってしまうものだ。それでテンション最高潮の出発ロビーから機内食まで撮りまくるのだが、人によっては機内食の写真を何連続もあげていたりする。違うやつならいい。重めの食事と、到着前の軽食なんかは別々に撮ってくれた方がいい。でも「これは麺つゆ」「これはサラダ」みたいに一個一個見せられても、正直前に進まない。こんなペースでやっていて入国できるのだろうか、という気持ちにさせられる。加えて申し上げると、写真の多いページは重たくて、私のようにスマートフォンで見ている人間だと時間がかかって仕方ない。

「文章がわかりにくい」、これは学生さんに多いのだろうか。てにをはが怪しい、みたいなものから独特の若者言葉を駆使されてそもそも解読できない、みたいなこともある。

「色が多すぎて目が疲れる」、これは女性かなぁ。文章の色を、ピンクから黄色から水色から色々な色に設定しているやつ。華やかにしようとやっているのだろうけれど、地の色が白いところに黄色の文字が並んでも読みにくいのだ。できることなら、黒とか濃紺とか緑とか、目に優しい色で書いていただきたい。点滅する絵文字も文章が変なところでぶった切られてわかりにくいので使用は適度にしたほうがよい。

「事実の羅列」、これは最近気が付いた。先日、人のブログを読んでいて、最初に登場人物紹介(ブログの作者と旅行に同行した人の紹介)があったにも関わらず、道中それらの登場人物がどうしたか、何を言ったかの記述がまったくないものがあった。○月○日、何でどこどこへ行く、みたいな。ブログは書いている人の生の気持ちが大事なのだから、ぜひ感想とかエピソードをいれてほしい。

なんて、希望ですけれど。自分が書く時は気をつけたい。